H27年度 東京都立日比谷高校 推薦選抜にもとづく小論文 解答への導き

【哲学博士による都立推薦小論文道場】受講希望の皆様へ


H27年度 東京都立日比谷高校 推薦選抜にもとづく小論文

―解答への導き―

(問題はこちらより。)


解答例1

https://doctor-of-philosophy1982.amebaownd.com/posts/894376

解答例2

https://doctor-of-philosophy1982.amebaownd.com/posts/901035

解答例3

https://doctor-of-philosophy1982.amebaownd.com/posts/915789


平成27年度の問題は、日本ならびに東京における観光立国推進政策に関する

問題が出題された。まずは提示された各資料を確認しよう。


資料1: 「観光立国推進基本方法」から抜粋された観光立国推進政策の企図と

     目標が提示されている。

図1: 平成24年度の各国の外国人旅行者受入人数、

図2: 平成24年度の国際観光収入・支出の比較

図3: 日本・東京を訪れた外国人旅行者数、東京を訪れた国内旅行者数の推移表

図4: 外国人旅行者の受入に当たって都民が不足と考える点の割合表


ここでは、問1の問題に対して、資料のどのような点に着目して、何を読み取るべきかを

詳解しよう。(問2については、名門公立高校受験道場のコラム(都立推薦小論文の極意)をご参照ください。)



問1 資料1、図1、図2からわかることを、180~200字で説明しなさい。その際、資料1の具体的な文言に触れること。


資料1からは、

観光立国を推進する国の「目的や理念」、
そしてそれを実現するための「手段や方法」、
また「留意すべき点」を読み取ろう。


目的:国内外からの観光旅行の促進による国民経済の発展

理念:観光が国際相互理解の増進とこれを通じた国際平和に果たす役割がある

手段、方法:地域における創意工夫を生かした主体的な取組

       国、地方公共団体、住民、事業者等による相互の連携

留意すべき点:国際的視点に立って施策が講ぜられなければならない


図1と図2からは、なぜ日本が観光立国推進政策を実施するのかに対する

根拠を見出そう。

図1からは先進国のなかで、日本が一番外国人旅行者の受入数が少ないことが

すぐにわかる。要するに、日本は先進国のなかでも旅行先として人気がないのだ。


(それに対して圧倒的な受入数を誇るフランス。

ヨーロッパのなかでもとりわけフランスは、

文化的・史的価値の高い、芸術品、建造物が

多くあり、文化の都として人気が高いのである。)


図2からは、日本の国際観光収入がロシア(最低)に次いで低いことがまずわかる。

日本に来る外国人旅行者が他国に比べて少ないという事実と合わせて、

日本に来た外国人旅行者が日本で使ったお金も相対的に少なくなることが容易に

理解できるだろう。

また、交際観光支出も図のなかでは一番少ない。

これは、そもそも海外に行く人が少ない、あるいは海外に行ってお金を使う人が少ない、

これらの理由で国際観光支出額も最下位となっているのだろうと予測できる。


以上のような点を踏まえれば、解答例のような解答を

記述することはさほど難しくないだろう。

観光立国推進政策を実施する根拠となる現状を図1と図2から読み取り、

その結果、どのような目標や理念をもって観光立国推進政策が実施さ

れることになるかを説明できればよい。

あとは、200字という制限のなかでコンパクトにまとめる技術も必要だ。



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