H30年度 東京都立日比谷高校 推薦入試小論文 解答例

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平成30年度 東京都立日比谷高校 
推薦にもとづく選抜小論文 解答例


(問題はこちらから。東京都立日比谷高校HPより)


図1は、世界5か国の年間平均降水量を示したものである。図2、図3は、それらの国の水資源量と、水資源量のうち実際に使用した水の量である水資源使用料を示したものである。図4、図5は、それらの国の国土面積と人口に関する資料である。また、図6は、安全な飲料水を手に入れられる人の割合を示したものである。これらの図をもとに、次の問1と問2に答えなさい。


問1 図1~図4から、他国と比較した日本の水資源量の特徴を示したうえで、図5から、水資源量を国民1人あたりに換算した場合の現在の日本の特徴と、今後予測される変化について、200~240字で説明しなさい。


解答例

日本の水資源量は、アメリカ、カナダのおよそ7分の1であり、年間降水量が最も多いフィリピンとさほど変わらない。しかし、五か国の中では単位面積当たりの日本の水資源は豊富であると言える。図5から、現在の我が国の国民一人当たり水資源量を算出すると約3583㎥となり、アメリカ、カナダのおよそ3分の1である。さらに図5からは、今後日本の人口が減少していくことが読み取れる。したがって、今後、仮に水資源量が現状維持されるならば、国民一人当たりの水資源量は、相対的に増加することが予想される。(239字)



問2 地球上の水資源問題の特徴について、図1~図4から読み取ることのできる側面と、図5から読み取ることのできる側面の両面から説明し、さらに図6も参考にして、安全な飲料水を手に入れられる人の割合が少ない国に対して日本としてできることについて、あなたの考えを320字~360字で述べなさい。


解答例

図1~図4から、国によって水の流入量や水資源の分配・利用には、大きな差があることがわかる。したがって、地球上の水資源問題の特徴は、水が地域により偏在する資源であることだと考える。また、図5から世界の人口は将来的に増加傾向が見られ、これに伴い世界の水需要も大幅に増加するという問題を指摘できる。図6から安全な飲料水を手に入れられる人の割合が少ない国は、アフリカなどの発展途上国に集中している。こうした開発途上国に対して日本は、集水、海水淡水化、排水処理などの技術・開発支援を行うことが可能だ。というのも、日本では災害時等の水の確保の技術が研究・開発されており、そうした技術を他国の水資源利用のために提供できると考えるからだ。技術・開発支援という持続可能な支援体制の構築によって、日本は水資源問題に貢献できると考える。(357字)




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