H28年度 東京都立八王子東高校 推薦入試小論文 解答例1

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平成28年度 東京都立八王子東高校  推薦にもとづく選抜小論文 解答例1

(問題はこちらから。東京都立八王子東高校HPより)


1.資料1~資料3を参考にして、地方別にみた日本の人口増加率の特徴を、Ⅰ期・Ⅱ期・Ⅲ期のそれぞれの時期について、社会背景をもとに二〇〇字以内で説明しなさい。なお、この問題の解答にあたっては、段落分けの必要はありません。最初のマス目から書き始めること。


高度経済成長の最中であるⅠ期の地方別人口増加率の特徴は、日本経済を牽引する関東や近畿など都市部の人口が増加していることである。Ⅱ期は日本全国で人口が増加していることが分かる。これは、日本経済の発展により、国民生活に経済的余裕ができたため、子どもを産み育てやすい環境が全国的に整ったことに起因するだろう。不況の時代であるⅢ期は、日本都市部を除いて、人口が減少している。(183字)



2.次のAとBの文章を読んで、それぞれの文章の内容に触れながら「読書の有用性」についてあなたが考えたことを、六〇〇字以内で述べなさい。文章の構成は三段落か四段落構成とし、主張の説明として具体的な例を示しなさい。


 「読書の有用性」は貧困からの脱出の可能性にある。以下で、その根拠を述べよう。 

 まず、資料Aの述べるように、読書によって「一〇人いれば一〇とおり」の「偉大な他者の視点」についての思考を追体験することができる。自分以外の思考を体験することで、以前は思いもつかなかったことがらを発想できるようになるだろう。また、資料Bのいうように、「いつでもどこでも」、「貧富の差」に関係なく「誰でも」読書は可能だ。したがって、誰でも新しいことを発想するための力を強化できる。 

 こうした柔軟な発想力があれば、固定観念に囚われず、自由に稼業を展開することも可能になるだろう。たとえば、安定した職に就けなかったとしても、多くの読書経験から得た発想力をたよりに、何が売れそうな品か試行錯誤して、独自の商売を展開し、強かに生きていくことができる。たしかに、固定観念に囚われずに商売するということと、犯罪まがいの稼業に手を染めることは背中合わせかもしれない。しかし、多様な読書経験は、高い倫理観も涵養するはずだ。また、発想力の強化に役立つ読書が貧しい者にも可能だということも重要である。というのも、独自の商売を成功させることは貧困脱出の手段たりうるからだ。

  このように、貧しくとも読書は可能であり、豊富な読書経験によって自由な商売を行うための発想力が鍛えられる。したがって、私は「読書の有用性」を貧困から脱出する手段として考える。(596字) 




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